□■□患者家族の言葉。□■□
2月7日。一人の患者さまが亡くなりました。
お亡くなりになった時間は、17時30分くらいだったと思います。
そのときは、患者さまの旦那さまと他に2名親戚の方がいて
息子さんが向かっている最中でした(´・ω・`)
亡くなる15分前くらいにはドクターに報告しておきましたが
息子さんを待ってから死亡診定するということで
その間、私は患者さまとその旦那さま、親戚の方に付き添って
まだ、あたかも患者さまが生きているように声かけを行ったりしました。
もう、亡くなっているのに。すごく辛かったです。
旦那さまは「一人にしないでくれよー。目を開けてくれよー。」って
必死に叫んでいて、その言葉とかも本当に泣けてきました。
息子さんは、18時10分くらいにようやく到着されて
患者さまに色々なことを伝えていらっしゃいました。
ドクターも来て、18時17分に死亡診定が済みました。
きっと、ドクターは息子さんに間に合わなかったっていう気持ちを
あとあと残さないために、死亡診定を遅らせたのだと思います。
こういうやり方もあるんだって、すごく勉強になりました。
ただ、演技をするのは、とても大変でしたけど><
患者さまの旦那さまは、すごく私を可愛がってくださっていた方で
「M山さんには、最後までお世話になって、ありがとうございました。」と仰り
続けて「人生、色々なことがあると思います。頑張ってください!」と仰りました。
普通に聞くと、とても味気ないというか他人事というか、そんな感じだけど
あの旦那さんが仰ると、うまく説明できないけど、心に響く言葉でした。
患者さまの家族に深く関わる看護って、良いなって思いました(*´ω`*)