□■□一粒の氷。□■□
ちょっと、おもしろくて切ないお話。
私はその日、深夜勤務で朝早くから検温のために
患者さまの病室をまわっておりました。
そのとき、禁飲食の患者さまに。。
(患´д`)<看護婦さん、氷一粒でもいいから食べたいわー。
(ぴー゚)<そうですよね。あとで、先生に聞いてみますね。
(患´д`)<ありがとう。そうしてちょうだい。
その後、ナースステーションにドクターが現れたので
さっそく、上の患者さまの話をしてみました。
(ぴー゚)<○○さんが、氷一粒でもいいから食べたいそうです。
(先´ω`)<朝昼晩、一粒ずつくらいならいいですよー。
ドクターから許可が出たあと、すぐに申し送りが始まり
私はこのことをその日の患者さまを担当するナースに伝えました。
そして、先輩ナース(その日の患者さまを担当するナース)は
あの禁飲食の患者さまのもとへ、朗報を伝えようとお部屋に行き
(担・∀・)<○○さん!氷、食べてもいいそうですよ!
(患´д`)<本当ですか!
そのあと、患者さまは続けて。。
「じゃ、とりあえず氷を5個ちょうだい!」
相当、氷食べたかったんでしょうね(´・ω・`)
そんなことも知らず、私は深夜業務を終え、帰ろうとしたところに
先輩ナースが急ぎ足で戻ってきました!
もちろん、患者さまの言葉を伝えに(ノ∀`*)
患者さまには悪いけど、ちょっぴり笑えてしまいました。
その後、患者さまは一粒の氷を噛み締めるように舐めたそうです(´_`。)